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春めいた空だと思っていつもより薄着で外へ出てみると、横なぐりの風が冷たい。昨日、近所の公民館に併設されている図書館に行って何か興味のわく本がないかぱらぱらと見ていたら、夕方4時を知らせるチャイムが鳴った。本を読み漁っているときの時間のすぎる速さは尋常じゃないと思う。これといって何を読んだという記憶に残ることはなかったのと、半分以上が子供向けの絵本なり教育系の漫画なので読み応えに欠けると思っていた。けれども、三国志なりハンドメイドのやり方なりとっつきやすいレベルで書かれた本は、案外大人も楽しめる。
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図書室や本屋は、おいてある本のジャンルももちろん重きを置く人が多いだろうけれども、私の場合は雰囲気も大切だと思う。駅の構内にある週刊誌が面だしでならんでいる書店も悪くはないけれど、文芸書もビジネス書もごちゃまぜに平積みされているお店がすきだ。図書館の場合はあまり人気のないこじんまりとしたところがすきで、お気に入りの席があったりする。
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高校生のときに読んだきり、もう何年も触れていなかったドラッカーによると、「計画とは明日のために今日やることを決めることだ」そうだ。そんなことばに近所の図書館で出会うとは思っていなかったけれど、このごろ意識的に前もって取り組めることはほんの少しだけ前倒ししている。仕事から離れている分、段取りを組んで過ごすことがどんどんと苦手になっている気がするので、最低限は前日までに予定を決めて動いてみたりしている。
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たとえば、実行したこととして挙げられるのは駐車場の事前予約システムの利用だ。コインパーキングや月極駐車場の他に、不動産屋の店舗や歯医者の空きスペースなどの間借りサービスが充実してきている。今回利用したのはタイムズのBというもので、車両ナンバーなどWeb会員登録をしておくと、当日に駐車場が満杯で入れずに右往左往するという時間が減らせる。決済もクレジットカードでタイムズを経由して行われるので、当日に現金しか使えないパーキングだったなんてこともない。不便さを上げるとしたら、指定駐車場は看板などをよく確認する必要があることと、駅から5分くらい歩く必要がある場所だったりすることくらいだろうか。
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ほかにもAKIPPAというサービスもある。日中に家主が不在の間だけ停めさせてもらうようなイメージだ。登録だけはしたけれど、一軒家の駐車場であったり、一部地域ではまだまだ駐車スペースを登録している方が少なかったりで、使いにくそうだった。今後サービスが拡大していって価格競争が激しくなればなおのことよいのだけれど、まだまだ時間がかかるかもしれない。けれども、失敗したくない日の予定組みの選択肢としては良いのではと思う。また、不動産をお持ちの方はぜひ貸し手として登録してみてはどうでしょう?