Essay

マイペースを守れるひとは強い

00

野菜はおいしいから食べますか?

それとも体に良さそうだから食べますか?

01

わたしの場合、パプリカは体に良さそう。

そう思って、たいしてすきではなくても週に1回は食べたりしています。

そんな野菜を食べるか食べないか、

という習慣からこんなことを感じました。

02

それは、しっかりマイペースなひとは、強いな、ということです。

身近なひとを見ていて、

そんなことを感じることが多くあります。

わたしは、余計なことを、

ああ余計なことだなぁと思いながら、

ついつい考えたりするけれど、

その人は物思いにふけることがそもそもないらしいのです。

03

たとえば、

スケジュールがあらかじめ分かっていた休日は、

いつもより2時間くらい遅く起きて、

まず、何を食べるか考えるらしいです。

野菜は一切食べない。

そして、開店と同時くらいに外食しに行って、

帰りにスタバに寄ってキャラメルフラペチーノのVENTI(!)

を持ち帰ります。

ミスタードーナツでポン・デ・リングと、

ゴールデンチョコレートも買って、

昼食後2-3時間もするともぐもぐします。

ずっと映画やドラマを観ながらおやつを食べていると

だいたい眠くなって、お昼寝。

起きたらまたスマホでお笑い番組を見て、

お腹がすいたら納豆ごはんをそそくさと準備してまた、

もぐもぐ。

夜は、フットサルの仲間とわちゃわちゃ試合っぽい雰囲気で遊び、

ああ年だななんてつぶやきながら、牛丼を買って帰ります。

そして、夜も更けてきたのでお風呂に入ってまた、

甘いドリンクを飲みながら映画を観る。

または、ファイナルファンタジーのようなゲームをして、

なんとなく日付が変わりそうなころに歯を磨いておやすみなさい。

そしていつの間にか朝。

そんな休日を過ごすひとには、

本を読むことも新聞を読むことも予定に入らないですし、

文章を書くこともない。

「よくかんがえて行動しよう」

ということが、良いことだという刷り込みにとらわれているわたしにとって、

何も読まずあまり考えず過ごせることが、

うらやましくかんじることすらあります。

04

やりたいこと、たのしいこと、できそうなこと、をやっていく。

すきなものをひたすらに食べる。

できそうにない、ハードルが高く感じられることは極力しない。

そんなスタンスが一貫していて、

すぐにそのようなひとにはなれないけれど、

見習う部分もたくさんあります。

どうしても、他人のペースにのまれてしまいがちだけれども、

一旦落ち着いて自分のほんとうにすきな時間を過ごしていけたら、

とてもしあわせな気がします。

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