Essay

カニカニ詐欺かもしれない

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先週末になんだか暇だという気持ちがむくむくと沸いて、何かしらしたくなったのだけれど、本を読むこともAudibleを聞くことも少し飽きた。だから今日は派遣会社に登録に行ってみた。履歴書も必要なく、面接もなく仕事につくのは初めてになりそうだと思いつつ、単発なら気軽にやれそうだという気持ちで乗り込んだのだけれど、なんだか、気乗りがしなかったので取り組むかは保留にした。

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金銭的報酬は期待せずにいようと思ったのだけれど、まだ割り切れないというか、もっと楽に働ける条件はあるよなあなんて思ってしまった。とりあえず登録に行って雰囲気を知ったということだけでも、引き出しは増えたと思うことにした。

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派遣会社の手続きは1時間くらいで終わり、最寄り駅までせっかく行ったのだから、もう少し何かしていこうと思い、とりあえずプロントに入った。ブログを書くでもなく本を読むでもなくただぼーっとしてみたら、けっこう贅沢で素敵な時間だと感じた。そのあと、あまりにも天気が良かったのでいつもは通らない住宅街を歩いてみたり、大きめの公園をふらふらしてみたりした。晴れはやっぱり気分が良い。

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いつもはひとりでラーメン屋さんにはいることはほぼない。けれどもなんとなくお腹が空いたので、駅ビルに入っているテールラーメンのお店に行った。パイタンがお気に入りなのだけれど、味噌ラーメンセットを頼んだらちょっと多かった。味は美味しかったけれども、分厚いお肉がトッピングされてて、薄い方がわたしの好みだなーと思った。

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夕方に帰宅してうだうだしていたら、知らない番号から電話があった。普段は絶対に出ないけれども、たまに面白い間違い電話があったりするので暇なときは出てみている。そうしたら、北海道海鮮市場を名乗る人からだった。カニ送るからいっぺん食べてみて、いまなら¥38000を¥25000で頑張るから、といっていた。以前ご利用頂いた方の名簿から電話しています、と主張する。わたしがWebサイト経由で買う食品はプロテインのみなので、きっと詐欺か悪徳商法だった。いまは600円しか財布にないの、と言ったら3秒くらいで電話が切れた。甲殻類アレルギーなの、とかでも、良かったのかもしれない。事務アシスタントの仕事のときに、電話対応をたくさん経験したのでわりと電話慣れしたことは、良い経験だったとも思った。