Essay

りんごのケーキを焼きつつ勝間式超スローライフを読んだ

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オーブンしかり炊飯器しかり、調理家電は買ったばかりの頃が1番モチベーション高いことがおおい。だから、こんなメニューもできるのか!と思ったものはすぐに試すに限ると思う。あとあと自分の好みのメニューをヘビロテするようになる前に、チャレンジメニューをやっておくと良いと思った。調理家電のホットクックが届いて間もないので、普段作らないケーキを焼いてみることにした。

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材料は主にバター、砂糖、薄力粉、ベーキングパウダーで、りんごは¼個あれば十分だ。りんごのケーキというとまるまる1個使い切るようなイメージがあったけれど、ホットクック2人用のメニューではそんなに使わなかった。この機器の可愛いところは、優しくしゃべることだと思う。おいしくなりますように〜だとか、出来上がりを楽しみにしていてね〜だとか言ってくれる。ついさっきは、コトコト、コトコトなんて言っていた。それだけで、けっこうほっこりした気持ちになれる。

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できたてほやほやで少しジュウジュウいっている状態のケーキをお皿にひっくり返してみると、ブラウンの照りが出て綺麗にできた。自分で甘みの調整もできるし、同居人はおいしいおいしいと言ってホールの半分を食べ切っていた。いまどきの調理家電はメニューをスマホで選んで送信すれば、多彩な食事がつくれる。加熱時間を測ったり、沸騰して吹きこぼれを心配したり、にんじんだけ火が通っていないなんてこともない。もっと早く導入しても良かったと思うほどだ。

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そして、ケーキはセットしてから1時間くらいで焼き上がるので、その間本読みをした。勝間さんの本の内容は、働く女性たちには響きやすいのではないかと思う。そしてどんどん新しいサービスなり機器を試した末に辿り着いた結論などが書いてあるから、誰しももがいているんだなと親近感を持ったりした。とくに印象に残ったのは、

週に数回は月並みの国の体系=日給で働き、残りの時間を果ての国の体系=成果報酬型で働く、といったようなことも可能でしょう。

勝間式超スローライフ/勝間和代 KADOKAWA

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本の冒頭にあるように、それぞれが持っているスキルや今までの経験は全くもって違うから、完全に勝間さんのような生活にすぐにはなれないかもしれない。けれども、健康管理のための調理家電の活用だったり、パソコンやスマートフォンの性能の話、スマートウォッチを使った睡眠状態の管理など、すぐに試せる具体的な内容がたくさん書いてある。だから、いきなり高みを目指すのではなく、いまのわたしの懐具合と相談しながら、自宅を快適にしたり時間をうまく使えるようにしてみたいと思っている。

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