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夕方は涼しさを感じるほどに過ごしやすくなり、お祭りや海にも行かず、秋が過ぎようとしている。
今月は発熱して10日間ほど休んでいたこともあり、気づいたら時間が過ぎ去っていた。
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わたしは、真夏はほとんど冷房の効いた室内に居ることが多く、真冬はコートを着るので服装に悩むことはほとんどない。
しかしながら、春と秋はどうもうまく服選びができない気がする。
いちにちのなかで寒暖差もあるし、出かけるときは身軽にいたいので上着を持ち歩くのが億劫だったりする。
ほんとうに面倒くさがりだ。
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お洒落好きなひとは、秋になるとむくむくと物欲が湧いてくるらしい。
松浦弥太郎さんの本にこんなことが書いてあった。
秋といえば、装いが楽しい季節でもある。買い物欲がむくむくと盛り上がる。この秋は、シーズンのおしゃれよりも、それこそ、おとなしやかな装いをしたいと思っている。そんな服との出合いを期待している。
伝わるちから/松浦弥太郎
おしゃれが楽しい時期にも波があって、その年の流行と自分の好みが合致するかも影響してくるのかもしれない。
高校生くらいになって、自分の自由に使えるお金が増えたときは、大部分を服に費やしていたけれど、いくらたくさんの種類を着てみてもワクワクしない時期がきて、体型も環境も変わっていく。
パルコのようなショッピングモールをはしごしながら、一日中くまなくお店を見て周っていた10代は、あらゆるものが新鮮で、ブーツカットもワイドシルエットも「良い!」と思っていた。
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しかし、それから10年くらい経って、全く同じものではないにしろ、量産品の色味だったりデザインに新鮮さは感じられなくなってきた。
斬新なデザインの服は普段着にはなりにくかったりすることも学んだ。
そうしたら、自分のクローゼットはカーキや白のシャツにモノトーンのストレートパンツとブルーデニムばかりになった。
さすがに大人になって、身だしなみに気を配らなくなるのはまずいような気がして、洋服レンタルを試してみた。
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「Rcawaii」という洋服レンタルサービスで、サブスクリプション型だ。
スタイリストさんが自分の顔の形や色味を考慮してセレクトしてくれる。
初回は、カーキのシャツとグレーのパンツに柄物のトップスの3点だった。
正直な感想は、全部持ってるやつと同じ…と思ったけれど、よくよくWebサイトをみると、こちらから私物を提示したり、好みや挑戦したいものを事前に伝えておくと加味してスタイリングしてもらえるらしい。
わたしの過去2回の利用では、サイズ感はほぼぴったりで、店頭に行かずに試着できる感覚なので面白い。
レンタル品の着用画像を送付すると、より正確なサイズをセレクトしてもらえるそうなので、次回はやってみようかなと思っている。
普段は選ばないブランドのワンピースなども着ることができて、まずは1ヶ月たくさんの服に出合いたいと思う。
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