00
人生でメダルをもらうことって、あと何回くらいあるのでしょうか。
01
オリンピックやパラリンピックが開催されると、
メダルの話が必ずあがるけれど、
まず、オリンピックに参加できることだけでも、
ものすごいことなんだと思います。
だから、全員に参加賞があってもいいけれど、
あまり話題にはならないですね。
02
そのようなことを思ったのは、
幼稚園の頃にもらったメダルを実家でみつけたからでした。
03
もはや、幼稚園の運動会でどんな競技をして、
記録はどうだったか、勝ったのか負けたのか、
楽しかったのかそうでもなかったのか、
なにも覚えてはいません。
けれども、幼稚園児が首から提げても重すぎないくらいのメダルを
捨てきれなかったのは、
潜在意識のなかで、
「がんばった証」として、認識していたからなのかもしれません。
04
きっと、お着替えをして登園して、
お友達や先生にご挨拶して、
参加したことだけでも、
偉い!ということ。
大人になるにつれて、
学校や職場に行くだけで偉いなんて、
だれも言ってはくれません。
だからこそ、自分で言ってあげても良いのかもしれません。
なぜなら、今日、そこに行けたのは、
すこやかさをキープしてできたことだから。
健康は、すこやかさは、お金で買えない。
文字で見ると頭ではわかった気になるのに、
すこやかでいられることがなぜか当たり前に感じてこともあります。
なにもわるくないし、どれもいい。
だから、今日、すこしつかれたわたしは、
気持ちだけ幼稚園に戻って、
よくがんばりました、
と自分にメダルをあげることにします。
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