Essay

アルバイトとか探してみたりする日

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そろそろ仕事でもするか、と思いながら、アルバイトの求人情報をぼーっとながめてみたりしている。新学期に向けてなのか、飲食業を中心に求人が増えている印象がある。近所のコンビニにも枠はあるみたいだけれど、どうにも気が向かない。すべては経験になるからと足掻いてみようかと思って床につくと、翌朝はまた業務内容に飽きてしまうだろうという結論で目が覚めたりもする。

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思い起こせば、高校生のときはスーパーのレジ打ちをして大学生では塾講師とダンスアシスタント、新卒で医薬品分析をした。そのあと飲食店のキッチンや事務アシスタントなども経て今に至る。やったことなくて私が得意な仕事なんてたくさんあるのだろうけれど、場所や時間帯を絞ると割と視野が狭くなってくる。

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この頃は、Webを眺めても答えが出ないので街を歩いて採用情報を探すという泥くさい方法を試したりもしている。Webが最新情報とは限らないからだ。そして、接客業であれば同僚になるであろう方の雰囲気も分かる。そのあと気になった場合は証券会社のサイトで財務情報をみたりもする。

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GUやUNIQLOなどアパレルのアルバイトも感覚的に面白そうと思ったりもするけれど、やってみないと自分に合うかは分からないし、まず採用されるかも未知だ。だからあれこれ悩みながらいろんな人に会っていくのが良さそうだけれど、少しだけ億劫にも感じるのが本音だ。

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歩きだしてしまえば、きっとどうってことなかったと笑える気がするのに、また体調が守れない働き方になったら辞めなくてはならないという不安も消せない。少しずつでもいいから行動に移していくのが最適解な気もしつつ、取りあえずまた眠ることに決めた。