00
夜間学校の世界は、わたしにはあまりわからないのですが、
義務教育も学ぶ時間帯が自由に選べたら良かったと思います。
01
わたしは、夜のほうが調子よく過ごすことができます。
いわゆる、夜型なのだと思います。
静けさも心が落ち着きます。
車が通る音は昼も夜もなくならないのに、
なぜが夜だけは気になりません。
本もたくさん読みすすめることができます。
02
わたしは中学生の頃、どうも朝がつらくて仕方がありませんでした。
遅刻はいけないこと、という価値観の教育のなかで、
前日は早く寝て、翌朝行かなければならない、
と思うのに、やっぱり頭が痛くなっていました。
クラスには友達もいましたし、
授業についていけない、
という悩みもほとんどありませんでした。
学校生活そのものは、いやではなかったはずです。
しかしながら、遅れるとわかったときから心臓がバクバクして、
ああ、また間に合わないという気持ちでいっぱいになりました。
そうやって、一日が始まるのでした。
毎朝、校門の前には教員が立っていて、
「おはようございます」を返さなくてはいけない。
そんなプレッシャーも性質にあっていなかったかもしれません。
03
それなりに友達や先輩との関係について、
夜、考えることに、
エネルギーを使っていたのかもしれません。
当時は、なぜ、起きれないのか、
なぜ、遅れてしまうのか自分でもよくわからないまま過ごして、
通信表には遅刻日数3ケタが記録されていたことを覚えています。
きっと、午前8時ころに授業を受けるよりも、
午前10時ころに受け始めて、
午後7時頃に終わる方が体質にあっていたと思います。
04
大人になると、働く時間もある程度は自分で決めることができて、
民間企業に勤めるとしても、
フレックスタイム制を導入している所にすればコントロールできます。
しかしながら、学生には日中に活動して夜に寝ることを強要する。
なんだか違和感があります。
10代では、特に周りの環境によっては、
通信制の学校があることを知らされなかったり、
日中に授業を受けなくとも卒業資格をとれることを
知らずに過ごすことがあると思います。
もしもわたしが、
インターネット環境が整っている、中学生に戻るとしたら、
朝に無理をして登校するスタイルではなく、
自習も単位になる方法で学習するだろうと思います。
もちろん、自分を律することができないと単位は取れません。
そして、活動する時間帯が違うと、
出会うひとも違ってきます。
それらがすべて良い影響となるのかは、
あとにならないと分からないものでもあります。
かつては朝活という言葉が流行って、
「成功者はみな朝早くから活動している!」
という本もたくさん出回っていました。
確かに、早朝に活動するのがあっているのならそれでいいと思います。
しかしながら、日が暮れてからでもできることはたくさんあります。
重要なのは、大抵の人が活動していない時間帯をねらってみると、
良くも悪くも差がつきやすい、ということだとわたしは考えています。
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