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すきが仕事になる時代?【ファイナルファンタジーが面白い】

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「それは現実逃避だ」とか「それは気休めにすぎない」

という使い方をする言葉があります。

多くは否定的な、

よくないこととしての表現に使うことの多い言葉でもあります。

しかし、現実逃避も気休めも、

ときに必要になるとわたしは考えます。

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たとえば、わたしは、ここ1週間ほど、

PS4のゲームソフトであるファイナルファンタジーVⅡをやりはじめました。

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きっと、いまの生活状況や世の中の動きを鑑みると、

リモートで対応できる仕事をしたり、

自宅の環境を整えたり、

将来成し遂げたいことをじっくり考えると良いのかもしれません。

最新の情報を集めて、将来起こりうることに備えるいい機会ともいえます。

しかしながら、新聞や本屋にずらりと並ぶたくさんの書籍を眺めても、

あまり頭に入ってきません。

かといって、ただひたすらに自宅でじっとしていることも気が乗りませんでした。

そこで、いま楽しそうと感じることのなかで

自宅でもできそうなゲームをはじめてみることにしました。

わたしは、人から勧められないかぎり、

自発的にやることはなかったのですが、

ちょっとだけやってみようという気持ちで始めたところ、

どっぷりとハマってしまったようです。

ストーリーの続きが気にもなりますし、

都度こなすべきミッションが明確で、

飽きずに進めていける工夫が凝らされています。

それらの工夫をゲーミフィケーションだとか呼ぶそうですが、

遊んでいる間は他のことが何も気にならないのが良いと思います。

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ゲーム業界では、課金制のシステムがあって、

時間に余裕のある若者がキャラクターを育て、

強いキャラクターを富裕層が買い取るというビジネスが成り立っているそうです。

好きこそものの上手なれなんて嘘だと思っていたのですが、

好きでやって生計を立てている人が増えている時代のようです。

小学生のなりたい職業には、

プログラマの他にプロゲーマーもランクインしているという情報も

耳にしたことがあります。

仕事はいやいやするものではない、

という考え方も広がっているようで、

私もそんな風になれたらいいなあと、

淡い期待ももっています。

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あれこれと考えたり、自分にとって大切なことは何か、

と立ち止まる時間も時には必要です。

同じように、物事を決めかねたり、

雑念にとらわれて不安にかられるくらいならば、

考えない時間も必要な気がしています。

そんなことを書いて、

ゲームして遊んでいる自分を正当化しようとしているようにも感じますが、

最期に、こんな言葉を思い出しました。

気休めも必要ってことさ

重力ピエロ 伊坂幸太郎

考えることも考えないことも、

どちらも生活には必要なことだと思います。

ただ時間がすぎるのを待つ、

やり過ごすことができるようにしておくのも、

ラクに生きていくためのスキルともいえるかもしれません。

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