MUSIC&ENTERTAINMENT

ほかを知るとそれがわかってくる【ジャズもHIPHOPもどちらにも良さがある】

01

やっぱり外に出ると次々に言葉が浮かんできて、

ひらめいて、書きたいことも出てくる。

何か自分を知りたければ、他と関わるといい、

と誰かが言っていた気がするけれども、

他があって、はじめて自分という存在を認識できるらしい。

だから、仮に自分を見つめ直そうとか内から湧き出るのを求めるのなら、

外部刺激は受けたほうがいいのかもしれない。

02

内に内に問いかけて見えてくる言葉とか思い、

考えも、もちろんあるだろうけれど、

それを表現して具現化するのは、難しい気がしている。

03

たとえば、音楽でいうと、

ジャズを聴いたらHIPHOPとの違いやフィーリングの違い、

良さがわかったりする。

HIPHOPを極めていくのも良いけれど、

掘り下げて掘り下げていくだけだと、

ひとつの面しかみえてこなかったりもする。

つまり、他の側面からみた魅力だとか音楽性に気づくには、

あらゆるジャンルを聴いてみたうえで、

好みの音楽に回帰するのも良いということ。

04

それらのなかで、共通している部分、

つながる部分はきっとあると思うから、

どちらが良い、悪いではない。

どちらにも良さがあって、

今回の例でいうとジャズにもHIPHOPにも良さがあって、

表現のかたちが違って、いるだけだったりする。

 

そして、つきつめていくと、

その音楽がうまれたストーリーは違えど、

底にある思いの原形は同じところにあったりもする。

 

ある舞踏家の方が、「すべてのビートの根源は心臓の音だ」

とおっしゃっていたときに、そんなことを思った。

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