LIFE

ドラえもんとラジオ体操

00

吐く息が白い。散歩コースでは、瑞々しい緑からオレンジ味のある黄色い景色になった。車のフロントガラスにはペリペリとめくれるくらいの氷の膜が張っている。冬というにはまだ生ぬるい空気だけれど、上着を羽織らずに外に出るには勇気がいる。

01

昨日から朝にラジオ体操第一だけやってみることにした。AppleMusicにドラえもんが声がけしてくれるバージョンがあったので、かけてみたら良かった。歌のお兄さんやNHKのみんなの体操の声も良いけれど、聴き慣れないドラえもんが‘大きく背伸びの運動から’と言っているのを聴くと、なんだか朝から笑けてしまう。

02

日頃から運動不足を感じていて、できるだけ階段を使うようにしたりだとか、PCでの作業が長くなりそうなときはスタンディングデスクに移動したりだとか工夫している。職場によってはスタンディングで作業していると座ってやれば良いのに、と言われたりもするのだけれど、今のボスは理解があって助かる。1日のなかで座っている時間を減らすだけで肥満予防になるという話もあるくらいだから、試さないのはもったいないことに感じる。

03

他には、平日のお昼休みに食事をしたあと、構内をふらふらと15分くらい散歩している。ゆっくりのペースだから運動とまではいえないのかもしれないけれど、デスクに張り付いているよりもずっと気分が良い。フルタイムで仕事をすると、通勤以外に運動時間を確保するのはハードルを感じるようになる。だから、ラジオ体操なり散歩なりを日中に組み込んでみることにした。

04

気持ちとしてはジムに通って歩くのがしんどくなるくらいのスクワットをしたりだとか、笑うと攣りそうになるほどお腹を鍛えたりしたい。けれども、現実的で継続可能と思われるレベルから試しに生活に組み入れるのも悪くないと思っている。一度だけハードな運動をするよりも、低強度を毎日やるほうが精神的負担も少なくて続けやすいと思うから。