Essay

洋服シェアリングの行方【THECLO】

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ここ最近、洋服を「購入する」必要はあるのだろうか、と感じることが多かったので、自分が着るための衣服のあり方を考えている。

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毎シーズンごとに春夏物、秋冬物を入れ替えることは、気持ちに余裕がないとできないこともある。買ったときの高揚感やエピソードを思い出しては、捨てたり誰かにあげたり処分方法を考えるにもエネルギーが要る。

そして、着る頻度が落ちたジャケットやセーターやタグが付いたまま一度も袖を通していない服を目にすると、気分が落ちることもある。「せっかく買ったけれど」と。

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シェアリング・エコノミーという言葉がよく聞かれるようになって数年が経った今、街なかにはレンタサイクルの駐輪場があちこちに観られるようになった。

コインパーキングがメイン事業だった黄色い看板のタイムズは、地方でもカーシェアリングサービスを拡大しはじめた。とうとう自分の視界にも広がってきたな、と感じる。

日本の関東圏では傘もシェアリングできたり、ますますモノを「購入する」必要性が薄れてきているのかもしれない。

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けれども、洋服の購入をしない術として検討した洋服レンタルサービスは、わたしにはあまり合わなかった気がする。もちろん、スタイリストさんがサイズのぴったり合うものをセレクトしてくれることは気が楽なのだけれど、郵送にて集荷・受け取りをするために自宅で待機していなければならないことが、負担に感じた。

レンタルなので、交換期限に必ず返却準備しなければならない。送料など手数料を込みで考えると、ファスト・ファッションブランドの服が2〜3着は購入できる金額になる。

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そこで、レンタル服ではなく、シェアリング、つまり各自の持っている服の運用をしている店舗へコンタクトを取り、行ってみた。「THECLO」は1日1着300円から貸出を行っている店舗で、店長のマインドとしては「自分の持っているけど眠っている服を、誰かがお洒落に着てくれたりしたらそれだけで嬉しいよね」というようなことらしい。だから今の所は、服をそのTHECLO店舗に持ち込んで貸出登録したからといって儲けが出るというシステムではないのだけれど、使っていない服をどうにか活用できないか、とコミュニティをつくって活動しているらしい。

いずれは、高校生や大学生などに無料貸出できるシステムも検討しているとのこと。

まだまだ未知な部分は多いのだけれど、きっとありあまる洋服は世の中にあるから、今後の成り行きを注視していきたいと思う。

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