Essay

性格とは形状記憶合金のようなもの?【変えられない性格どう向き合うか】

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わたしにとって、ストレスという言葉は、

しばしばわるいこととして使われるものでした。

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しかしながら、

ストレス反応は「かならずしもわるいことばかりでない」

「自分にとっていい刺激になることもある」

「相手は自分が気にしているほど、自分に関心はない」

という意見を聞いてから、

捉え方次第なのだなあと感じることもありました。

02

とはいっても、そのような考えがあることは、

いままで幾度もなく聞いてきたことであったりもします。

わたしは、そのときは「たしかに」と腑に落ちた気になるのに、

どうしても、他人の言動が頭から離れにくい傾向にあるとも感じていました。

そのとき思い出したのが、「社会人大学卒業見込み」でした。

漫才師であるオードリーの若林正恭さんの著書で、こんなフレーズがありました。

性格は形状記憶合金のようなもの。なかなか変えられない。だから、変えるんじゃなくてコントロールできるようになればいい。

若林正恭

そして、

真っ当な社会人に鳴らなきゃなんて焦らなくてもいいと思う。納得できないままでいいですよ。

ともありました。

03

なんだか、このひとにはわかってもらえる気がする。

そんな気分にさせてくれる言葉でした。

きっと、わたしに「他人を気にするな」だとか、

「他人の言動にエネルギーを持っていかれているのはもったいない」

だとか伝えてくれるひとは、

有意義な過ごし方がもっとあると、いいたいのかもしれません。

04

話を直接聞いているときは、

「そうですねえ」と特になんの違和感も感じずに聞けるけれど、

帰宅してふとベッドに向かうと、

「それはそうだけど…」と反論のような気持ちが湧いてきたりもします。

わたしが、まわりの言動を気にせず、

自分の軸をぶらさずに過ごせる日は、

もっとずっと先のことのような気がします。

あと10年、いや20年くらい経てば、

そのような境地にたどり着けるかもしれません。

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