Essay

調理家電は価格が高い?

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SHARPのホットクックを購入してから、具沢山味噌汁、カレー、スープ、パスタ、生ラーメン、ポトフなど野菜をふんだんに使った料理が自宅で美味しく食べられるようになった。食材の購入は生協の個人宅配に一本化したので、食費の管理も楽になった。生協では月に一回、口座振替でまとめて引き落としとなるから、買い出しに行く往復の時間や日々のレジで待つ時間や会計の手間が丸々省けるようになったともいえる。

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もちろんライフスタイルによるから、毎日コンビニでお弁当の新商品を試すのが楽しみなのだという人にはあまりホットクックはおすすめできないかもしれない。あとは社員食堂が充実している勤務先の方は、タニタ食堂のように塩分制限されているメニューが豊富だったりもするかもしれない。だから万人におすすめはできない。

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ただ、2歳くらいの子を持つ友人とアウトレットモールに買い物に行った際に感じたことがある。それは、フライパンひとつ買うにも子のご機嫌に振り回されて消耗するリスクがあるな、ということ。T-falの店舗を見たいということで同行して、スタッフの方々も良心的だったので助かったけれど、子どもはフライパンにほとんど興味を示さずにぐずるし、店舗外へ出たがってなかなか商品をゆっくり見て回れないようだった。そのときはたまたま、わたしが少し離れた所で遊んでみたりした結果、購入はできたけれど、今度は荷物を置きに車へ行くことを拒んできたりとたいへんだ。

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そういった、気持ちの消耗を減らせるという点が調理家電の最も価値ある部分だと思っている。食べられる食材も好みもばらばらなのが自然なことだから、外食先を探すことも手間に感じてしまうようでは、食事が楽しみよりもタスクに感じてしまうかもしれない。

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わたしが購入したのは45000円のホットクック1-2人用だった。カレーの場合でいうと人参のかたいところがあるだとかいう心配も減ったし、何より炒める必要なく野菜の甘みを引き出せるのでオイルが少なくて済む。ダイエットなり健康管理は手間をかけずに続けられるシステムにしてしまえば少ない労力で継続できそうな気がする。太ってから痩せるのは、めんどうだから。

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