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昨年の10月頃に金融商品に興味が出て、ノリでアメリカの債券ETFを特定口座預かりで購入した。近頃のニュースでは利下げだとか利上げだとか、FRBの会合だとか賑わっていたからなにかが起きているのだろうけどよく分からない。iシェアーズ米国物価連動国債ETF(TIP)は、いまのところ毎月のように分配金がドルで口座に入っているみたいだ。けれども、債券価格自体が下がっていたら、儲けとは言えない気もする。ただ、世の中のモノやサービスの価値は日々変動していることが数字で見れるのは面白い、かつ労働せずにincomeがあるという体験はいままでなかったので新鮮だ。
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11月頃からは毎週日曜日の午後に、地域の音楽バンドに行くようになった。フリューゲルも吹くし、バンドの備品のトランペットを借りて吹いたりもする。小学生のときに吹いていた感覚に近くて、ただ楽しくてJ-popなり吹奏楽向けの曲なりやってみている。アマだから大会の順位などの数字を出す必要もなく、それぞれが楽しめる範囲で参加していていい空気感だと感じている。年末には、イオンでパフォーマンスする話がきたそうで、塗料の空き缶を使って5人でドラムパフォーマンスすることになった。叩いて音が鳴るって楽しい。
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マネー系の書籍を10冊以上流し読みしてみたら、どれも消費と浪費を減らして投資に回すのがよいという主張が目立った。投資とは金融投資に限らず、自分が収入を得るための知識なりスキルなり行動なり経験も含むらしい。覚えている範囲でいうと、リッツカールトンホテルに泊まってみたら良い経験になるだとか書いてあった。それすら難しそうなレベルの人はまず、カフェでよいとのこと。理由は、コーヒー1杯の価格で客層の違いや隣の人との距離感、ホテルマンの対応など学べる事が多いからだという。
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3年ほど前に、新幹線のグランクラスってどんなものだろうと思って、好奇心で乗ってみたことがある。お酒もお茶もコーヒーもスタッフさんが持ってきてくれるし、毛布もスリッパも用意されていて、お客様に騒がしさはなかった。映画でしか見たことのなかったオードリー・ヘプバーンが身につけていそうなお帽子を召した方や、タイ系のお金持ちっぽいひともいた。搭乗を待っているときの目の前の列には、漆黒のサングラスをした美女と屈強そうな男と地味めなアジア人3人がいたりしたので、芸能人なのか実業家なのか…なんて答え合わせのできない謎解きをした。シートに着くと軽食やお菓子がサービスされるのだけれど、高級料亭が監修のお弁当はあまり美味しく感じなかった。どんな有名なお店が監修しても、現地での雰囲気や温度込みで提供されるものにはかなわないのだろうとも思った。あるいは、自分の舌が高級グルメに順応しきれていないのか。堀江貴文さんが以前、ANAの機内食お取り寄せが大人気という話題に対して、「機内食なんてなんで取り寄せてまで食べたいの?」とおっしゃっていたのをみた。きっと、実店舗を知っているひとからすればお弁当で提供できる美味しさの限界ってあるのだろうなと思う。
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年収1000万円なり1億円なり稼げるようになってはじめてみえてくる世界があるらしい。それは、会員制のゴルフクラブだとかバーだとかいうレベルでもないらしい。なんとなく時給2000円とかで雇われているうちは理論上たどり着けない世界だということは分かったから、とりあえず法務局に法人登記の書類をとりにでも行ってみようかと思った。それにしても、湘南乃風の睡蓮花を聴いていると、落ち込む隙がないから良い。
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