Essay

時給が高い塾講師アルバイト選びで注意すべきこと2選

「子供に教えることが好き」

「将来教師になりたいので実績を積もうと思っている」

「時給が高いバイトを探しているけれど、実際どうなの?」

という方もいるかも知れません。

結論

そのような場合、注意すべきことは下記の2つです。

●授業以外の付随作業が多い

●シフト調整しにくい

次に、大学生時代の4年間、「個別指導塾の講師」として働いた経験をもとにした、

実際に働く前に考慮すべき理由です。

体験

わたしが18歳のときに塾講師を始めたのは、

時給が高いからという理由でした。

特に何も考えずに面接を受け、

国語・数学・英語・理科・社会のベーシックレベルのテストも合格しました。

まず、時給1500円などど聞くと、「効率よく稼げる」と感じる方もいます。

私も月の収入が10万円を超えたことがありました。

しかし、ここで考慮すべき点があります。

それは、「1コマ単位」がどこまで含まれるのか、という点です。

具体例をあげます。

多くの方がイメージする講師というのは、

「授業」している姿でしょう。

 ところが実際は、

前準備として授業プリントの印刷、

宿題を含む進捗確認、取り扱う内容の予習、

スーツへの着替えなどが発生します。

 また、授業後には授業報告書の作成、

保護者へのコメントを求められるケースもあります。

他にも、生徒から勉強以外の相談を受けることもあります。

そのようなとき、ドライに「時間外なので対応しない」というのも手ですが、

なかなか現実的ではありません。

 つまり、1コマの授業だけにフォーカスすれば時給は高いけれど、

拘束時間は長い場合があるということです。

シフトを減らしたり、増やすのは簡単ではありません。

 また、人気商売のような部分があるので、換えがききにくいです。

まず、減らしたいときについてです。

生徒によっては入塾の際、

「同性の先生にしてほしい」

「柔らかい雰囲気の先生がよい」

「熱血系でガンガン引っ張ってくれる先生についていきたい」

など要望を出していることがあります。

指名制度をとっていなくても、

暗黙のルールで担当講師を割り振ることもあります。

講師が大学生メインで構成されている場合、

テスト期間は大体同じ時期なので、

休みたいタイミングがあっても、

シフトを換わってくれる人が見つかりにくいということもありました。

また、増やしたくてもうまく行かない場合があります。

医学部在籍の学力が高い講師でも、

ただの問題の答え合わせをする作業になっている人や

「なぜわからないの?」という生徒を見下した態度で接しているように見受けられる人は、

シフトを減らされていました。

 そもそも、標準的な授業進度についていける生徒は、

集団授業やWeb教材による自己学習で十分だったりします。

 個別指導塾にくる多くは、

集団より飛び抜けたい、ランクアップしたい、

という思いであったり、

逆に学校の進度についていけず自信をなくしている場合が多いです。

 そのような「標準的でない」生徒のニーズに答えるには、

きめ細やかなカリキュラム決めなどの対応が必要でした。

まとめ

以上が、時給が高い塾講師アルバイトで注意すべきこととその理由です。

では、どのように対処したらよいのかまとめます。

●授業以外の付随作業が多い

→事務作業も別途申請できるのか確認する。

●シフト調整しにくい

→他にサークル活動など優先したことがある場合は、バランスを考慮する。

→生徒の気持ちに寄り添って対応する

時給の数字にとびつくのではなく、事前に情報を集めて、失敗しない塾講師アルバイトができるといいですね。

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