00
人生で初めてブラスを触ってからフリューゲル歴は8年くらいになった。
ブランクがあったり演奏する環境は変わったけれど、パラパラと適当に吹くのは苦にならない。
気張って取り組まなくてもなんとなく続いていることが、すきなことと呼べるのかもしれない。
01
何もやりたいこととかない、
そんな話から迷走していたときに、フリューゲルを再開するきっかけをくれたのは元上司だった。
いやではないことをやってみるといい、と。
今でも度々その話を思い出す。
どっと疲れるほどの興奮とか、周りが見えなくなるほどの没頭には至らないことがいけないことに思えて焦ったこともあった。
でも、逆に考えて、続けても楽器を触るのは苦にならないから、すきだったりする。
02
私の場合はパチンコ屋で1時間過ごすのは無理だし、飲み屋をハシゴしたりもできない。
だったらCDショップなり図書館なりで過ごす。
パッションが湧いてこなくても焦ることないから、スローペースで良い。
でも新しいことに取り組むことは捨てないで生活するのが良いとも思う。
YouTubeコンテンツは無数にあって視聴者はたくさんいるけれど、実際にコンテンツをつくっている人は、全員じゃない。だから、やってみたって良いかもと始めた。
iPhoneのiMoveでテキスト編集をちょっとだけやってアップロードすると、誰でも観れるようになるのが未だに不思議だ。
03
新しい取り組みといえば先日、近所のスターバックスに行くことになり、エスプレッソを頼んでみた。
いつもはダークモカチップフラペチーノを飲んだりすることが多いけれど、あまり周りの人が頼んでるのをみたことがないのは何だろうと思い立った。
サイズの読み方もわからなかったけれど、Soloはソロと読むらしい。ウィスキーのシングルみたいなことなのだろうか?
「30ccの非常に少量ですがよろしいですか?」と確認されたり、読み方がわからなくて指差しで注文したりしたけれど、恥ずかしさを伴う経験は忘れにくいから学びになって良い。
エスプレッソはとんでもなく濃くて香り高くて、このコーヒーがセブンイレブンのコーヒーくらいのサイズで売っていたら飲みきれないよな、とひとり納得した。
04
一度だけエスプレッソを飲んでいるひとをみたことがあって、その友人はカフェにあまり価値を感じないらしく、一番安価だからという理由で飲んでいた。カフェでコーヒーとミルクが別々に出されるおちょこみたいな容器で飲んでいる姿は、ちょっとおもしろく感じたのだった。
自分のなかの当たり前のコーヒーの飲み方が固執しているだけなのだろうか?
エスプレッソの楽しみ方ってどうするんだろう?とぼんやり思って、また一日が終わった。
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