Essay

お金がただの数字に見えてきた【株式投資はあぶない?】

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さっそく失敗をした。証券口座の特定口座と一般口座の違いがよくわからないままとりあえず個人向け国債を一般口座預かりで購入した。金利は大した額にはならないけれど、税の計算が厄介になるのかもしれない。でも、そんなことも含めて楽しくなってきている。

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わたしの金融商品への投資のイメージはFXだったり、個別株の株主優待だったりしたけれど、この頃はそれらに手をつけるのはだいぶ経験を積んでからで良いように感じている。

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使っていた銀行口座の整理をし始めた6月から、もう4ヶ月も経つ。振り返るとまずは使っていない口座の預金を生活費口座に集めるところから始まった。家計管理がある程度できるようになると、次のステップがあることを知った。収入を増やす方法は、がむしゃらに働くこと以外、知らなかったけれど、金融商品を購入して複利の力で運用する方法が存在するということで、ほんのちょっぴりだけ試してみることにした。

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証券口座を持っていなかったので、総合口座の開設をして、リアルタイム入金をするところですでにつまづいた。マイナンバーカードを申請しておらず、通知カードのままだったからだ。仕事をしているとつい調べることやちょっとした申請関連を後回しにしがちな癖が出て、積み重なっていまに至るのだなあなんて思ったりもした。

そんなこんなでやっとSBI証券のつみたてNISA口座が開設できて、初月は300円から始めた。銘柄はなんとなくで選んだけれど、とにかくやり始めたかったので、どうなっても勉強代だといまのところは思っている。

いざ取引をしようとすると、買付余力・約定・目論見書・ポートフォリオ…と目に映る言葉すべてが日本語には思えなくてすこし抵抗を感じたので、2ヶ月くらい放置してみた。

投資の仕方には、その人の生き方やものの考え方が色濃く反映されます。

はじめての人のための3000円投資生活/横山光昭  アスコム

だんだんと強欲になって、もっともっと増やしたい!という気持ちに引っ張られそうなきもするけれど、銀行預金よりも個人向け国債変動金利10年満期のほうが安全という理論に触発されて10000円分購入。なぜか一般口座を選んでしまったけれど、いまから特定口座にはうつせない。ああ失敗したけれど、勉強代だということで。

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つみたてNISA口座預かりにできる商品が金融庁によって選定されていることは分かったけれど、アメリカ国債の債券ETF(TLT)(BND)(TIP)にも興味がでてちょっとだけ買ってみようとした。そうしたら、つみたてNISAではほぼ投資信託しかなくて、海外ETFを買うことはできないことが分かった。

投資信託なので間接的にはマザーファンドがETFにお金を回していることにはなるのだろうけれど、それ以上のことは分からないので引き続き、本読みでもしようと思う。お金はたくさん使えると楽しくなったりすることもあるのに、証券口座をや銀行預金残高をみるとただの数字に見えるから不思議だ。

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