Essay

ユダヤの商法を読んだ

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ユダヤの商法(藤田田著)によると、商売を上手くやるにはまず女と口を狙えば良いらしい。つまりは女が欲しがるものを売ることと、食事のように口に入れるものを売ると良いということ。だから、ふたつを兼ね備えた甘くて見た目が華やかなアイスなりジュースなりが定期的に流行るのだ、と納得出来る。流行りは文化かと思っていたけれど、大半は仕掛けられたビジネスみたいだ。

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カシオ計算機とKOSEが共同でネイルプリンタを開発し、2022年3月末に事業化するという話があるらしい。いままではネイリストが独立開業することは、たくさんのファッション雑誌で取り上げられていて、憧れの仕事というイメージだったけれど、美容の分野も自動化が進むのだと思うと面白い。わたしは、つめが白くならないネイルポリッシュやセルフネイル用の速乾マニュキュアは便利だと思ってずっと使ってきた。けれども、今度は3Dプリント技術がどんな様子が試したくなっている。銀座でメゾン コーセーとして試験運用が始まるらしいのでとても気になる。

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UNIQLOのストレートデニムを気に入ってたくさん着ていたら、背後に引っかき跡のようなキズが入っていた。いつもなら履くことを諦めて直ぐに廃棄していたのだけれど、どうにか着続けられないか考えたところ、補修布が世の中にはあるらしいということが分かった。それを内側から貼り付けてアイロンで120℃程度で焼き付ければ外からは目立たなくなった。戦後を経験した祖母はモノを徹底して使い倒すひとなので、よくアップリケをつけたり服をリメイクしていたことを思い出す。衣服代がかからないのはもちろんあるけれど、新品はフィッテングも他の服との兼ね合いを再考するのが手間になる。だから少なくとも私服は直しながら着れば良いのだな、と感じた。

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こどものころは、兄のお下がりの洋服は気に入らないことも多かったけれど、今になってメンズ向けにデザインされたデニムやアウターは、流行りのサイクルが緩やかでコストパフォーマンスが良いかもと気づいた。ウエストが58cmのメンズデニムは流石に少ないけれど、ベルトなりサスペンダーを気に入ったものにすれば何となくおしゃれ感が出る気がするし、長く着ることができる。これから自分で買うものは、小物にフォーカスしようかなんて思っている。

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