Essay

まつ毛パーマに行った日

01

日本は梅雨入りしたらしい。確かに今朝は大粒の雨がざあざあとふっていて肌寒い感じだったけれど、体調はすこぶる良い。体が軽いし階段も息切れしにくいから楽だ。髪の毛だけが広がって不調だけれど結んでしまえば問題ない。先日、自宅にスマホがないことに気がついたけれどさほど不安にもならなかったし、出社してみたら鍵付きデスクの引き出しに社用PCとともにしまってあった。

02

休日は朝からまつ毛パーマの予約を入れていたので、少しだけ早めに家を出てコインランドリーによった。毛布とタオルケットを洗いたい気分だったので持っていったのだけれど、コース選択に失敗した気がする。毛布だから嵩高いのだけれど、2枚だから少量コースで間に合うだろうという思い込みがあって、いざ運転開始してみたら水量がとてつもなく少なくて心配になった。停止ボタンもないから止められないし、まつパの予約時間も迫っていたのでとりあえずそのままにしていくことにした。汗のにおいは取れていたから、洗えたと思うことにした。

03

人生初のまつげパーマはあっという間に終わっていた。施術中はずっと目を閉じているのと、動いてはいけないことからじっとしていたら眠っていたみたいだ。途中、痛みがないか確認されたときは少し驚いた声をあげてしまって恥ずかしくなったけれど、アイリストの方は物腰の柔らかい方で笑ってくれたので良かった。お店の雰囲気も穏やかで、天気はくもりだったけれどなんか晴れやかな気持ちでその日はスタートした。

04

最近、実家から梅シロップとピザをもらった。それを食べたりして、お腹いっぱいになったらお昼寝したら夕方の4時くらいになっていた。ぐっすり昼寝したあとだから夜にやけに元気になってきて部屋の掃除をしたりゴミをまとめた。洗濯が終わったあとの物干しラックまでの動線がいまいちしっくりこないけれど、まあいいかと思っている。食洗機だと思って買った食器乾燥機はパーツをなくしてしまって取り寄せたし、ソファーやラグの入っていた大量のダンボールもたたんだから、わたしにしてはよく頑張ったと思うことにした。部屋づくりってあんまり捗らないけれど、ちょっとずつ快適になればいいなと思う。