MUSIC&ENTERTAINMENT

夢の国ってどんな場所?【テーマパークとは限らない】

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「夢の国」と聞くと、どんなことを思い浮かべるでしょうか。

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一般的には、歌もダンスも上手な、

ねずみさんたちの住まいをイメージする方も多いと思います。

しかしながら、ねずみさんたちの踊りに興味の薄いひとたちが、

一定数いるのも事実です。

あるひとにとっては、

トランペットがズラリとならんだ楽器屋さんが夢の国ですし、

ひとり暮らしを始めたばかりのひとにとっては、

自宅が夢の国の城かもしれません。

アミューズメントパークはとてもポピュラーですが、

あまりわいわいするのが得意ではないひとが楽しいのは、

図書館だったりもするかもしれません。

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では、わたしにとってはどこが夢の国なのか。

それは、インターネットカフェや漫画喫茶なのかもしれません。

かつては、夜に外で遊ぶ楽しさを覚え、

終電も気にせず、漫画喫茶の3時間パックで仮眠をとって、

またバイトや学校に行くような生活を送っていた時期もあります。

だいたい音楽が充実しているクラブのOPENは22:00くらいで、

あたたまっってくるのは、日付が変わる頃です。

出演側だったこともあり、

あのぼんやりした時間がたまらなくすきでした。

いまは、世の中の流れも自分の気分の変化もあり、

あまり夜遊びしたい欲求も少なくなってきました。

宿を決めずに弾丸で遊ぶことはほぼありません。

なので、インターネットカフェや漫画喫茶も利用しなくなっていました。

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しかし、部屋の荷物整理に伴い、

漫画喫茶の会員カードが出てきた際、

なんとなく漫画を読みたいという衝動が起こったので、

再び行ってみることにしました。

そこでは、懐かしさというよりも、

清潔で静かで、

利用者のマナーも良いという印象を受けました。

そして、ずらりとならぶ雑誌や新聞や漫画たち。

これらすべて自由に読んでいいのだと思うと、

選べる楽しさにうきうきしました。

あれ、自分はこういう空間がすきだったのか。

そんなことに気づいた瞬間でもありました。

自宅ではスマホの電子書籍で漫画を読むことはなく、

試し読みすらしないでいましたが、

いざ実物を眺めると、

少年漫画も少女漫画も気になっていました。

そして、集中が切れたのでお会計すると、

1000円もしない。

こんなに安かったかな?

それなのに、しっかり3時間以上経っていました。

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自宅や習い事など、ルーティンをしていると、

それはそれで効率よくこなせるのですが、

だんだんと飽きてくることもあります。

そんなとき、普段は触れない書籍や媒体を利用してみたり、

あたらしい場所にいってみたりすることで、

今よりもっと楽しめるものが見つかるのかもしれません。

自分は、アニメに興味がない。

自分は、経済紙や国際問題に興味がない。

自分は、スポーツに興味がない。

それらはすべて単なる思い込みで、

アニメのなかでもジブリは観ていたし、

気になる新聞もあり、

エアロビクスの大会や新体操・フィギュアスケートは

見ていて面白いと感じました。

逆の表現をすれば、外に出ないと、

楽しいものは見つかりにくいのかもしれません。

そんなことを考えながら、今日も、

わたしにとっての「夢の国」で楽しい時間を過ごします。

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