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1日のなかで何に時間を割くのか決めることが最も重要だと思っている。
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今のプロジェクトが落ち着いたら、就活が終わったら、現役引退したら、、、時間がもっと確保できるようになってから取り組みたいことがある人もいると思う。だから今うちからすこしずつ準備を進めるのだ、と。
ただ、気になることがある。ビジネス書や受験生向け参考書に、スキマ時間を有効活用しよう!というフレーズをみかけるけれど、1日のうち睡眠時間を差し引いた時間は全て自由だ。フォーカスすべきは、最も時間を割きたいことを決めて取り組むことだ、とわたしは考えている。
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もちろん、生活の中ですでに子育てを最優先するだとか、事業の立ち上げを行うと決めているのなら、スキマ時間の利用方法を模索するのは良いと思う。
ほかにも、集中力が続かないので細切れに時間割をつくってスケジュール管理するスタイルも大いにありだと思う。
たとえば、運動量を増やしたいから、1分間だけ座っているよりも立って何かをする、家にこもって悩みだしたらとりあえず歩いてみる、そんな小さなことから始めるのは大賛成だ。
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ただ、望むことが「肉体改造して筋肉質な体つきにしたい」ということならば、家事のうち洗濯だけでも外注して時間を捻出し、1時間トレーニングするということが必要になってくることもあるかもしれない。やりたくないと感じる作業や自炊もして、かつ楽しめる趣味の時間も欲しいと思うわたしは、すこし欲ばりなのかもしれない。
水たまりに映った肉を取ろうとした犬の童話みたいに、結果として何も手に入らないということもありえる。
業務効率化プロジェクトは鳥瞰図的な視点が必要で、細切れの作業時間を減らすことに労力をかけるよりも、生産システムなどをざっくり変えたほうが成果が出たりする。
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ただ、わたしには、とっつきやすさから「できそうなこと」から取り組む傾向がある。
でも、もっとも着手すべきは「やりたいと感じること」なのかもしれない。
なんでもやりたがるのは限りある自分の時間を過剰に認識してるからだ。取り戻せないのにただ流れていく時間。スキマ時間に気を取られていないか?もしも叶えたいことや望むことがあるのなら、細かい時間の利用を工夫することよりも先に、大概の時間を何に使うか決めることがもっとも大切だと考えている。
焦らず、急がず、でも歩みは止めず、というペースでこれからを過ごしていけたら良いな、と思う日だった。
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