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今日は肌寒い気温で、すこし体がこわばっている。そんなときはたくさんお湯を飲んで筋トレしてプロテインを飲んでおけばOKだ。ブラスの場合、息入れといって楽器にたくさんフーフーすることがあるけれど、「ほーっ」とゆっくり手を温めるようにするとよいとのこと。
できるだけマウスピースをつけたまま、腹圧を強めにかけて口以外のエネルギーも使うとFより高音も安定して響きのある音が出たりする。
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ついに、フリューゲルホルンでソロデビューする日が近づいてきた。
先日、人生で初めてプロのピアニストに伴奏してもらい、フリューゲルホルンでメロディーを吹くスタイルで音合わせをした。今の時代は良い音質でプロの音源は聴けるし、もちろんコンサートやコンクールでも生音は聴いたことがあるけれど、自分が一緒になって演奏するのは緊張した。間近で聴くピアノの前奏で鳥肌がたった。
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けれども、だんだんとピアノのパワーに慣れてきて、わたしの楽器も温まり、サビはいつもよりのっていてすごく良かったと言ってもらえた。
本番でピアノのフタ?をどのくらい開けるかという話になり、全開けに決まった。コンサートホールでのピアノの響きはよく分からないのだけれど、今回のフリューゲルの音量とピアノのバランスは全開けでわるくないということになった。
ピアノの位置づけとしてはあくまでも伴奏なので、フリューゲルであるわたしがリードとなる。でも、なんだかんだプロのテンポ感だったり抑揚に乗っかっていった方が心地よいし楽だ。
普段からわたしの技術レクチャーしてくれているプロトランペッターによると、「今回は伴奏者にほとんどをゆだねていい」とのことだったので、あまり旋律を合わせようと意識しなくても良さそうだ。リハーサルって楽しいですよね。演奏者なら分かってもらえる気がする。
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わたしの音楽経験は、ほとんどがマーチングバンドでのコンテスト出場と、学校の吹奏楽部でのコンクール参加なので、ピアノ1台とブラス1本という組み合わせを誰かに聴いてもらうというスタイルは、どんな響きなのか楽しみだ。
会場はクラシックコンサート向けに作られた幕などがない中ホールらしい。
その会場経験者によると、いつも狭いスタジオで吹いていて本番そこに行くと、ものすごく心地が良いらしい。
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本番前、ラストとなる個人レッスンでの帰り道、心配ごとはあるか?という話から本番前の過ごし方の話になった。「本番の会場でいつもどおりできれば、それは100点です!」と言われた。
よく、舞台袖で待機しているときに背中を叩いてもらって気合を入れたりするひとがいる。でもわたしはいつもぼーっとしていることが多い。ただでさえ見慣れないスタッフや演者とすれ違う会場で、いつもと違う行動は避けている。言い換えれば、できるだけ普段どおりのモチベーションでいるようにしている。靴もある程度履き慣れたもの、楽器本体のメンテナンスもオイルを差すくらいにとどめている。
それが吉と出るかどうか。とにかく会場の緊張感すらたのしめたら最高だと思う。
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