01
3月の中旬にスプリングコートを出してでかけた日から、なんやかんやで桜が開花したとのニュースが流れるようになった。
仕事帰りにとても澄んだ夕焼けをみることができて、なんだか感動してしまった。
02
すずめの戸締まりを観てから、映画館でみるのが楽しくなって、他の作品もみた。ブルージャイアントは、まだイントロダクションという感じがして、深く気持ちが動いた感じではなかった。けれども、映画館のスピーカーから出る音は頭蓋骨に響く感じがしてすきだ。
土曜日に王様のブランチをなんとなくみていたら、わたしの幸せな結婚がランキングに入っていたので、その翌週あたりに観に行ってみた。主人公の扱われ方にちょっと苦しくなったりして、まだまだ自分は映画に感情移入できるのだなと気づいた。それが良かった。
03
NetflixもYouTubeもどっぷりはまった時期を過ぎて、最近は文庫本をコンビニで買って読んだりしている。しかも、とっても欲しかったからというわけでもなく、視界に入ったものを適当に読むことが増えた。小説は以前まで全く入り込めなくて、興味が薄かったけれど、あまり長編でないものを細切れに読むのが意外と楽しくなってきた。
04
良くもわるくも、日常での選択が固定してきている。お蕎麦屋さんに行ったらざる蕎麦を頼むし、マクドナルドに行ったらオリジナルのハンバーガーセットを頼む。スターバックスにはあまり行かなくなってドトールでホットコーヒーとチョコチップクッキーで奥の方の席に座る。落ち着くルーティンでとてもよいのだけれど、おすすめメニューを頼んでみたりだとか少しだけでも冒険していくと、新しい好みが見つかったりして面白いらしい。お金も時間も無駄使いはときに必要なのかもしれない、なんて思いはじめている。