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化粧箱からして立派なつくりでワクワク感が増す。そしておもむろにパーツを取り出して説明書も見ずにとりあえず充電してみた。マグネット式充電だから、本体は充電器にぴったりとすいつくのが心地よい。マグネットをコンセントに繋いで本体をおけば充電開始だ。最初は60％から。なんと本体の充電画面は液晶だ。電動歯ブラシデビューのわたしには刺激が強すぎるかもしれない。なんなら手動でガシガシ磨いていたのに、低価格帯の電動歯ブラシをすっとばして３Dトラッキングシステムつきなんて選んだから、使ってみたらひっくり返るかもしれない。
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20歳まで虫歯なんて無縁だったけれど、忙しさにかまけてだんだんと歯磨きをサボる期間があった。そうしたらあっという間に虫歯ができて、それを治療してもまたその溝に汚れが溜まりやすくなり削る羽目になることが増えた。歯は自慢だったけれど、体調が優れなくなると日常生活もおろそかになるという傾向が自分にあることを知った。歯医者に通うのも楽しくない。だから、日々のメンテナンスにはお金をかける価値があると思い、今回の購入に至った。お値段34911円。毎日使うものだから高くはないのかもしれない。
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電動歯ブラシは手磨きのように小刻みにゴシゴシしないのがポイントらしい。なぞるようにするだけでよいとのこと。そして一番楽しみにしていたのがBluetoothとスマホの連動で磨いているようすを検知してくれるシステムだ。
人工知能が、磨いた箇所をリアルタイムで検知し、アプリで磨き残しを教えてくれます。
Braun公式サイトより
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まず、iPhoneでOral-Bアプリをダウンロードする。そうすると本体の電源を押すように指示されるので、iPhone側のBluetooth機能がオンになっていることを確認した上で、接続する。その後iPhone上でOral-bのアカウントをつくるようにいわれるので、passwordを設定してすすめる。ここでも１passwordアプリが活躍する。一瞬で新しくて複雑なパスワード作成と保存ができるからアクションに尻込みしなくなるのが良い。アカウント作成の際にはブラッシングデータをP&Gに提供するか、というようなことが聞かれるので内容を読んで納得できれば承諾する。いよいよブラシをつけて磨いてみる。
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電動歯ブラシ初心者のわたしにとっては、振動は少し強く感じたり、くすぐったい感じも否めなかったけれど、終わったあとのすっきり感は手磨きを超えていた。また、アプリをみながら磨いていくので、進捗がみえて楽しい。歯の他に歯茎や舌のクリーンのモードも選べる。舌磨きはおえっとなってしまうことが心配されたけれど、圧迫が少ない設計になっていたので気持ち悪くならなかった。アプリでは歯磨きのほかにフロスはしたか、リンスしたか、舌磨きはしたか、などのチェックリストもあり、忘れることが減りそうなので、毎日歯磨きが楽しくなるかもしれない。
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